「がん患者の大半が、栄養不良による感染症で亡くなっている。」

強烈な見出しですが、栄養障害が患者の寿命を縮めていると言う事です。
私達が普段当たり前だと思っている口から食事をする事が、身体にとっていかに大事な事なのかをわかりやすく解説しています。

「経口摂取は最高の栄養法であり、栄養管理の最終目標なのです。
口から食べる事は、さらに人に楽しみや喜びをもたらしてくれます。口から食べるものは体にとって糧となるだけではなく心にとっても糧となります。カロリー摂取と言う目的を超えた大きな価値があるからこそ、経口摂取は最高の栄養法であり栄養管理の最終目標なのです。」(本文から、1部抜粋)

ぜひこの機会にご一読いただければ、身体にとっての栄養の大切さを理解いただけると思います。

筆者は、1998年日本初の全科型栄養サポートチーム(NST)を設立、日本静脈経腸栄養学会理事長、
日本緩和医療学会理事