コラム
健康と予防
新型コロナウィルスにビタミンD が有効であると言う報告があります
感染拡大が、なかなか収束しませんが新型コロナに対するエビデンスが集まってきています。
しかし、栄養面についての情報は、なかなか一般のニュースでは報道されないようです。
最新のアメリカからの情報によりますと、新型コロナウイルスに関して重症化したグループと、そうでないグループにはビタミンDの血液中の濃度に大きな差があったということです。
つまり重症化したグループの血中のビタミンD濃度は低く、 ビタミンD 濃度がある程度高いグループは重症化しなかったという報告が出ています。
ビタミンDには、今回の新型コロナのように「気道感染が主なウイルス」に対して、喉の粘膜からのウイルスの侵入を防ぎ、感染を成立させない働きがあります。
ビタミンDの主な働きは、
1:正常な骨格と歯の発育を促進する。(骨粗鬆症や骨折、くる病の予防)
2:免疫向上(感染症やアレルギーの予防)
3:血糖のコントロール(糖尿病、高血圧、動脈硬化のコントロール)
4:がんの抑制(がんのリスクを低減させる)
本来なら日光を浴びることにより肌でビタミンD が生成されますが、外出の減少や過剰な日焼け対策で生成量が不足しています。
ビタミンDは脂溶性ビタミンの1種で、天然に含まれる食品が非常に限られ、現代人に不足しがちな栄養素です。
カルシウムの吸収を助けることから、骨や歯の維持に欠かせないことはよく知られています。
しかし近年では、免疫機能調節や血糖調節作用、妊娠の成立や精神疾患に関わることも判ってきて、様々な 疾患や症状の予防改善が期待される栄養素なのです。
令和3年4月 田中歯科Clinic
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