排出パワーが一気に高まるアロマの秘密
マッサージオイルを肌にぬると、有効成分は皮膚の表面、真皮を通過して毛細血管やリンパ管へ到達し、全身を巡ります。
呼吸とともに吸入された芳香成分は肺の肺胞から血管に入り、血流に乗って全身に運ばれます。
エッセンシャルオイルを吸引すると、香り成分が嗅神経を介して脳へと伝わり、心身に作用します。
アロマとは、香りのある植物から抽出された天然のエッセンシャルオイル(精油)のこと。大量の植物からほんのわずかしか抽出できず、例えばバラ60本分の花ビラからたった1滴といった貴重さ。
香りが濃縮されている「植物のしずく」といっても過言ではありません。
アロマをジェルにたらしてマッサージオイルとして肌に塗ったり、その香りをかいだりすることで、不思議と気分がリラックスしたり、自然と気持ちがポジティブになったりするなど、ヒーリング効果がもたらされます。
アロマは、芳香トリートメントとして医療の現場を含め広く用いられています。
当院でもアロマの癒やし効果を取り入れるべく、歯ぐきのトリートメントに用いています。
このようにリラックスすることで得られる効果は、 治療するにあたって良い影響を与えます。
また、歯肉に老廃物や毒素が溜まると新鮮な水分、酸素、十分な栄養が運ばれず、むくみやうっ血を引き起こし、歯肉や唇のくすみとなってあらわれます。
口腔内マッサージを続けて行うことで、これらの症状が改善されます。 きれいな歯と歯肉なら、自然に美しい笑顔になれます。
歯科医院特有の消毒液や薬剤のニオイが「歯医者さんのニオイ」として歯科恐怖の一因につながるとも言われています。
「香り」は、好き嫌いに関わらず、人の潜在意識に刷り込まれます。
これは空気中にあるにおい物質が、鼻からはいり、脳の中枢でそれを感じています。
したがって、その場所、その人物を思い出したとき、患者さまにとってその香りが良い香りであれば、良いイメージがよみがえるのです。
アロマテラピーは、患者さま側にとっても施術側にとっても健康でその人らしい美しさや明るさで、心身共にいきいきと元気にすごしていくことのできる「癒しの医療」であると考えています。
歯の表面に付く細菌の膜「バイオフィルム」を除去して、虫歯や歯周病を予防するのには、歯のクリーニング「PMTC」が最適。
田中歯科クリニックではPMTCの後に「トリートメントケア」をご提案しています。
トリートメントケアは、エナメル質と同等の成分をナノレベルまで細かくしたペーストを歯面に塗布する気持ちのよい歯の施術。
ツルツルした歯面に仕上げることで、プラークや着色汚れの付着を防ぎ、虫歯を予防。
施術は何度でも受けたくなるような心地よさで、とてもおすすめです。